できる限り自分自身でいる

自分はなぜ生まれてきたのか?自分の人生の目的は一体なんなのだろう?誰でも一度はこのような疑問を持ったことがあると思います。

それが明確になったらきっとスッキリとして、思う存分人生を楽しむこともできるかもしれないと感じるわけです。

あるいは、自分や自分の能力をせっせと磨いて、なんらかの成果を残すとか、社会貢献ができたらもっといいかもしれません。

私は個人的には、誰にとっても共通するもっとシンプルな目的があるように感じています。それは、一言で言えば、「可能な限り本来の自分でいること」です。

これは外側(社会)に向けてのアウトプットではありません。だから目立たないかもしれないし、誰にも興味を持ってもらえないかもしれません。

けれども、与えられた生を楽しむためにも絶対的に必要で、最も大切なことではないかと思うのです。できる限り自分自身でいる、これですね!

これが難しい理由は、自我が多かれ少なかれ心理的自己防衛をしてしまうからです。防衛すると、極端な場合自分が誰なのかも分からなくなってしまいます。

なるべく無防備でいて、自分に嘘をつかない生き方を目指すということですね。

oshoも以下のように言っています。

食べ物を楽しむがいい。風呂を楽しむがいい。太陽を楽しむがいい。雨や風を楽しむがいい。あなたの手に入るすべてのものを楽しむのだ。そして、あなたが誰であろうと、あなたのままでいるがいい–偽善をなさず、ふりをせず、見せかけや体裁をつくろわず、自分自身に対して誠実でありなさい。