この時代に生きる私たちの多くが、左脳を中心とした考え方、生き方を選んでしまっているのですが、その左脳のエネルギーはちょうど頭のあたりを覆っている感じがします。
その一方で、左脳にエネルギーを独り占めされてしまった感のある右脳は、その活動が消えたわけではないですが、とても控えめでそのエネルギーを感じづらくなっているように思います。
右脳のエネルギーは、位置としては頭よりももっとずっと下がった、ハートの辺りを覆っている感じがします。
そして、私たちの意識が左脳に引っ張られて頭の方に寄ってしまったおかげで、ハートから離れてしまっているのです。
ハートの特徴は、幼い頃に感じていたあのなんとも言えないキラキラした心地よさ、あるいはほんわかした暖かさや、ふわっとした浮遊感のようなものかなと。
実はその感覚って、瞑想している時の感覚に近い感じがするのです。強烈な幸せではなく、そこはかとない幸福感のようなものです。
それもなんの理由もなく、ただ呼吸してここに存在しているだけでいいのです。これって、左脳優位の時間を生きていると、本当に分からなくなってしまうのです。
だからこそ、左脳のエネルギーに引きずられて頭側に持って行かれた意識で生きていると、何か面白いこと、楽しいこと、刺激的なことを求めずにはいられなくなってしまうのです。
これって絵に描いたような悪循環ですね。こうした仕組みに気づいて、少しずつ意識を右脳側、つまりハートの方へと持っていくようにしたいものです。
意識がハートへと下がっただけで、特別なものは何も必要とせずに、理由のないハッピーな感覚へと戻ることができるのですから。
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