景気の影響

毎年今くらいの時期になると、卓上用の小さなカレンダーを買います。いつもまったく同じものを購入して、セッションの予約を記しておくために使っていました。

昨日そのカレンダーを買うためにいつもの本屋さんに出向いたのですが、いくら探しても同じ種類のものが見あたりませんでした。

気のせいか、売りに出ているカレンダーの種類そのものが毎年の自分の記憶と比べて、とても少なくなっているように思いました。

仕方なくまったく違う種類のもっと大きめのカレンダーを買って帰ってきたのですが、やはり景気の悪さがこうしたところにも影響を与えているのかもしれませんね。

景気悪化の影響といえば、モータースポーツの最高峰であるF1世界選手権から、トヨタが突如撤退してしまいました。昨年はホンダも撤退し、来年はブリジストンも撤退が決まっています。

ご興味のない方にとっては何の問題もないことのように感じられるかもしれませんが、日本の自動車業界もアメリカ同様に赤信号が灯っていることの証明だと思います。

経済のことについては、まったく無知なのですが、一つ分かっていることは景気の良し悪しは人々の気持ちによって左右されてしまうということです。

私たちの心に不安が広がってくると、間違いなく景気は悪化すると思われます。いやいや、景気が悪くなるから人々の心が不安になるんだと言われるかもしれませんね。

仮にそうだとしても、私たち一人ひとりが景気の良し悪しに気持ちを左右されないようにすることができたら、きっと悪化した景気はあっという間に回復するはずなのです。

景気の低迷を長引かせているのは、間違いなく我々の心のあり方が原因だと言えます。ですから、自分の身の回りに起きていることに心を奪われないようにすることが大切ですね。

何が起ころうとも、心を穏やかな状態に保つことは本当はそんなに難しいことではないはずです。なぜなら、そもそもその心自体が周りの事象を起こしているのですから。

みずから起こした事柄によって自分自身の心を揺さぶられてしまうということは、本末転倒もはなはだしいと思うのです。常に自分が原因だし、景気の悪化も含めてすべての出来事はその結果に過ぎません。

どんなときでも、こうしたことを忘れずにいることができたら、常に心を穏やかに保つことができるはずですね。

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