戦いの人生の末路

毎日の生活を、出来るだけいつも穏やかに過ごせたらいいなと思っているのは、私だけではなはずです。

ところがその一方では、絶対負けたくない、勝って相手をギャフンと言わせたいとも思っているのです。

一つのマインドの中に、こうした相反する思いが同時に存在しているのですから、マインドというのは激しく分裂してると言わざるを得ません。

何か理不尽な目に遭った時に、上記のどちらが表面化するかで全く違った言動をすることになりますね。

穏やかでいたいのでしたら、その理不尽さを丸ごと受け止めることです。受容してしまえば、遭遇したことにマインドは影響されずにすみます。

一方、自分の正しさでその理不尽さを一刀両断することが出来れば、戦いに勝っていい気持ちになることができます。

但し、そこには何かしらの戦いが起きているので、勝敗の決着が付くまでは穏やかでいることはできません。

その場合、もしも負けるような事にでもなってしまったなら、最悪なマインドの状態になってしまいますね。

いつも自分のマインドを監視しつつ、受容しようとしているのか、勝とうとしているのか、気づいていてあげることは大切なことだと思います。

きっと長い目で見れば、受容する方が圧倒的に上質な人生になるはずですね。戦いの人生の末路は敗者と決まっていますので。

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