結果ではなく原因を見るべし

今日のブログは上記の題名を見ても明らかなように、誰でも知っている内容になると思います。それでも敢えて書くのは、多くの人が結果に重きを置いているからです。

もしも勉強をせずにテストで0点を採ったなら、原因は明らかですが、猛勉強して0点を採ってしまったら、真剣にその原因を探すはずです。

このようにして、原因がないのに結果だけが現れるということはこの世界では通常ありません。

もしも突然突発性難聴になったら、他人からの罵詈雑言を黙って耐えて聴いていたことが原因かもしれません。

原因を突き止めることができれば、そこから自ずと改善していく手段が見つかるはずなのです。

逆に原因が特定できなければ、結果をいくら改善したところでいずれはまた同じ結果が繰り返される可能性大なのです。

私の見る限り、クライアントさんの多くは自分の状態(症状)という結果をどうにかして改善したいと願っている割には、その原因を見つけようと努力しないのです。

その理由も同様にして原因がちゃんとあるのです。それは、もしも症状が治ってしまうと都合が悪いと思っているマインドの部分があるからです。

そうしたマインドがあるのも、ちゃんと原因があります。それは、幼い頃に自己表現が足りずに怒りが溜まっていて、問題行動を継続しようとしているのです。

自己表現が足りなかったことの原因は、恐怖や不安、罪悪感や自己嫌悪感などがブレーキをかけたのです。

そうした環境だったということです。このようにして、どこまでも原因を追求していくことで、最も根本となる原因が分かり、そこから癒しを進めていくことができるのです。

自分をいつも観察して、結果をどうにかしようとばかりしていないか、きちんと原因を探そうとしているのかを見極めることです。

お一人で原因を探すことが難しいと感じるのなら、初めのうちだけでもプロの力を借りることをお勧めします。

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