「信頼」こそが一番大切

私たちの苦しみの多くがどこからやって来るのかというのをしっかり見据えることはとても大切なことだと思います。

なぜなら、闇雲にその苦しみから逃れようとしたところで、決して成功するはずもないからです。

苦しみの原因がわかれば、それを何とかすれば言い訳です。苦しみは都合のいいことと都合の悪いことを区別することから起きてきます。

つまりは、都合の悪いことがやって来るからこそ苦しむのであって、都合のいいことばかりが起きるのであれば、苦しむ人はいなくなるはずです。

当たり前のことではあるのですが、都合の悪いことを誰もが拒絶しているということです。もしも、拒絶をしないのであれば、苦しみは起きません。

ということは、都合の悪いことがやってきたとしても、それを拒絶し、否定し、逃亡するということをしないでいられればいいのです。

都合の悪いことと戦わずにいるためには、それを受け入れる、あるいは受容するということです。

では、都合の悪いことを受容するためにはどうすればいいか?私たちが大きな勇気を持っているなら、それが可能なはずです。勇気は逃げずに向き合うことを手助けしてくれます。

けれども、もっと大切なことがあります。それは大きな勇気を持っていなくても受容する方法があるのです。それが「信頼」ですね。

ここまできて、やっと話しが見えてきたのですが、苦しみから逃れるためには「信頼」があればいいということになります。

目に見えないこの世界のバックに在る、神でも全体でもどんな呼び方でも構いませんが、それを信頼するのです。

そうすると、勇気がなくても都合の悪いことを受容することがたやすくなるのです。その結果、苦しみから解放されるということになるのですね。

この、「信頼」が一番大切だし、最も必要なものだということを深く理解することが、大きな助けになるはずです。