自己否定のバカバカしさに気づく

自己否定というのは、誰のマインドの中にも大なり小なりあるものですね。自分がダメなんだとか、自分が悪いというもの。

自分のなんらかの言動に対して、自分が間違っていたと思うのは自己否定ではありません。その間違いを正せばいいだけなので。

あるいは、自分がバカだったというのも自己否定ではありませんね。そのバカさ加減は成長と共に、変化していくようにすればいいだけなので。

けれども、こうした間違いを犯すことやバカさ加減、あるいは未熟さといったものと自己否定を混同してしまう人が多いのです。

例えば、あの時自分がもっとこうすればよかったのに、自分が悪いな。もしくは、自分はなんてバカなことをしてしまったのだろう、明らかに自分が悪い等々。

どういうわけか、自分が悪いということを付け加える習慣が身についてしまっているとしか言いようがないのです。

自分がいるとみんなに迷惑がかかる、だから自分が悪い。自分は努力が足りない、配慮が足りない、優しくできない、だから自分は悪い。

なんだか呪文のように、必ず最後には必ず必須アイテムのように「自分が悪い」を使うのです。心当たりがある人いませんか?

それを当たり前のようにやっているとしたら、自己否定症候群を患っています。これは、元々自分に対する存在否定からやってくるのです。

だからその否定には本当はどんな理由もありはしません。幼い頃に作り上げてしまった存在否定に過ぎないのです。

ここをよくよく理解することができれば、しつこい自己否定症候群から解放されるでしょう。自己否定のバカバカしさに気付けば、それはあっという間に消えていくはずですね。

“自己否定のバカバカしさに気づく” への3件の返信

  1. 最近、自己否定などの思考が湧いてきたら
    「〜と、私は思い込んでいる」と言うようにしてみると思い込みとして見れるようになってきました。
    自分が悪いにも早速使ってみます!

  2. 賢い方法だと思います。この方法、他のクライアントさんにも勧めてみます。
    「私は、私という個人がここにいると思い込んでいる」が最強ですね。

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