私たちのマインドというのは、色々と不思議なことが多くて、それを深く見つめてみるとなかなか興味深いものがあります。
マインドの中には、自分が信じている事柄が沢山入っているのです。それを信念と呼んでもいいし、その力は半端ではありません。
私たちの言動の全ては、そうした信じているものによって決定されてしまうからです。その信じている事柄と一致するものに対して、私たちは快を感じるのです。つまり気持ちがいいのです。
その逆に信じていることと異なることは不快に感じてしまうのです。その不快を排斥して、快を求めることで、毎日の生活が成り立っているようなものです。
そのため、信じていることと異なることを受容するのは気が進まないのです。気が進まないどころか、場合によっては拒絶してしまいます。
もしもその信じている事柄を一旦脇に置いて、やってきたものが何であれそれを受容することができたら、いずれはその信じている事柄から解放されるのです。
解放されるということは、その信じている事柄から自由になれるということです。これが何を意味しているのか?
私たちは自分が何かを信じるということによって、自分を縛って不自由な状態にしているということです。
受容するということは自由になるということと同じことなんですね。自由になりたいと願っているなら、受容すること。これしかないですね。