昨日のブログでは、何かを信じている状態とは不自由であるということについて書きました。逆に言えば、信じることをやめれば人は自由になれるということ。
であるなら、なぜ信じることをやめないのか?そこにはどんなメリットがあるのか?あるいはなぜ信じることをやめられないのか?を見る必要がありそうですね。
メリットの一つとして思い浮かぶのが、防衛です。周囲から植え付けられたことに抵抗するよりも、それを信じる方が軋轢は少なくなるからです。
否定的な信じ込みの一番手は、自分には価値がないというものです。これほど自分を不自由にするものはありません。
それなのに、簡単には取り外すことができないので、多くの人が困っているわけです。これを信じることのメリットって何でしょう?
それはきっと、自分に不都合なことや嫌なことが起きた時に、自分には価値がないので当然だとして納得することができるということ。
そんなことのメリットよりも莫大なデメリットがあるのですけどね。そしてもう一つ、信じていることを止めることができないもっとも大きな理由は何でしょう?
それは、信じていることに気づかずに、それは事実だと思い込んでしまっているからなのでしょうね。
信じていることと思い込んでいることの違いは、自覚できるかどうかです。思い込みには自覚がありません。自覚がないものをやめることは不可能です。
今日のテーマはこれかもしれません。自分が事実だとしてすましていることは、実は信じているに過ぎなかったと気づくこと。
このことに気づくことができれば、信じていたことから解放され、晴れてあなたは自由の身になることができるのですね。