「根気」よりも「楽しみ」が続ける秘訣

osho の言葉としては、少し毛色の異なる印象を感じたのですが、とても大切な内容なので皆さんとシェアしたいと思います。

根気こそ
スピリチュアルな生活において他の何よりも重要なものだ
種を蒔いてから人はどんなに長く待たねばならないものか!
はじめ、あらゆる努力は無駄であったかに思われ
何ひとつ起こらないかに見える
するとある日、待つことが終わってそこに現実が現れる–

これにはとても耳が痛いなあと感じ入るのです。というのも、自分のマインドが何であれすぐに結果を求めてしまう傾向が強いからです。

最近、ある新しいことに挑戦している最中なのですが、それをほぼマスターしたと言っていいくらいの人が、練習を初めて結果が出るのに9年かかったと。

それを知って、自分には到底それだけの根気が続かないと反射的に思ってしまったのです。9年の練習期間中、ずっとできるようになることを信じて継続するって、ちょっと気が遠くなる感じもします。

そこでふと思ったのですが、そうか、練習をつまらない面倒なものだとしてしまうから、すぐにでも結果を手に入れたいと思うのかと。

だったら練習そのものを思い切り楽しむ方法を見つければいいのかもしれないなと。なんなら練習と捉える代わりに、それ自体をやりたくて仕方がないことと感じられたらいいのかもなと。

そうすれば、たとえ9年後に結果がやっぱり出なかったとしても、それはそれで自分にとっては楽しい9年間だったと思えるに違いないと。

そう思ったら、一つだけ自分にもようやく少しだけ結果が見えてきたなと思える事柄があったのです。それが瞑想です。

この仕事を始めて22年経つのですが、これまでに瞑想のマイブームが三度ほどありました。そのブームが過ぎてしまうと、比較的興味を失ってしまうのです。

それでも、不思議にまたブームがやってきてくれて、ブームの間は瞑想することが苦痛ではないので、続くわけですね。

そして今回の三回目のブームで、ようやく自分なりの結果らしきものを体感できるようになったのです。

この経験を無駄にしないようにしないとなと。今回は瞑想しつつなんとも心地よい音楽を存分に聞かせてあげるという作戦が功を奏したのかもしれません。

つまり、「根気」と言われてしまうといきなり自信喪失してしまうので、如何に楽しみつつ実践するかに尽きるなと。楽しい、心地良い、があればさして根気はいらないのだと思いますね。

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