信頼を見出そう!

信じるためには、それがどんなものであれ信じるに足る根拠が必要となりますね。根拠なく信じてしまえば、盲信と言われてしまうのです。

ところが信頼というのは、どんな根拠も必要とはしないのです。というより、根拠を持つこと自体が不可能なのです。

なぜなら信頼にはターゲットがないからです。ターゲットがないということを直感的に理解することです。

あなたが何かを信頼するという言い方よりも、あなたの本質が信頼なのだという方が真実に近い感じがします。

もしもあなたが自分の内側に信頼を発見するなら、人間(自我)が根っこに抱えている不安や孤独も消えていくことになるはずです。

私たちは不安を安心に変えたい、孤独という恐怖から逃げて安心したいと常に思って生きているのですが、その方法では決して不安も孤独もなくならないのです。

鍵となるのは、信頼なのですね。信頼への深い理解がやってきたら、人間(自我)が抱えているあらゆる苦悩がなくなってしまうでしょうね。

信頼はいつも静かな恍惚感とともにあるような気がします。表現を変えれば、至福感でもあるようです。

意味のない言葉遊びになってしまわないように…、実践あるのみです。ほんの少しの時間でも内側深くに入って、それを見出せるように。

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