医療現場は大変

とある症状が取れなくて、近所の町医者のところに行ってきたのですが、その医院での対応が異常で面白かったです。

まずは玄関にて、自動で殺菌されたスリッパが出てくるマシンが置いてあり、どうしていいか分からずにいたら、奥から看護師さんが声をかけてくれました。

ボタンを押すだけでウイ〜ンという小さな音とともに、こ綺麗なスリッパが目の前に出てくるシステムは、生まれて初めてでちょっと感動しました。

その後受付を済まそうとすると、窓口の係の方が私から直に症状を聞き出してそれをポストイットのようなものに書いてくれるのです。

普通、問診票のようなものを渡されて、診察の前に自分で書いて提出するはずなのに、余計なものには触れないで済むシステムになっていました。

待合室には4〜5人程度のお年寄りが待っていたのですが、私だけ全く別の個室に通されてしばし待たされました。ん?若干危険物扱いされてる?

そのうち看護師さんに連れられて診察室へ。他の患者さんとは全くすれ違うこともなく、診察から薬の受け取り、そして支払いとすべてをその診察室で済ませたのには愕きました。まるで VIP 待遇のよう。

薬も二週間分を出してもらって、なるべく来ないでくれと言わんばかりの対応でしたが、こちらとしても大助かりです。

武漢風邪のせいで医療現場が大変なことになっていると聞いていたし、つまらないことで出向いて無駄に手を煩わせるのもいけないと思っていたのですが。

現場は大変な気の使いようなんだと改めて思い知ったのですが、こちらとしてはとても快適に診療を受けることができて感謝でしかありません。