身体の不調は、幼児期の訴えからくる

今から100年以上も前に、フロイトは人の心の中には潜在意識という部分があることを発見しました。そのころの常識からしたら、きっと画期的な発見なのでしょうね。

現代では、自覚できている部分と潜在していて自覚できない心の部分があることくらいは常識的に誰でも知っています。

けれどもどのようにして、自覚しているマインド(表面意識)と自覚していないマインド(潜在意識)とに分裂してしまったのかを詳細に理解している人は少ないのです。

もしも潜伏している部分が小さいのであれば、きっと問題は起きないのですが、マインドの実態はその逆なのです。

つまり、自覚できている部分は、潜伏している部分の1割程度しかないと言われているのです。だから時として、非常に面倒なことが起きてくるのです。

両者が正面切ってガチで綱引きしたら、当然潜伏している側の勝利になるのです。残念ながら、自覚している側は理性と共に負けてしまうのです。

もしもあなたが、自分は何であんなことをしてしまったのだろうと思うことがあったら、その時には潜伏側に負けたのだと理解することです。

しかも、潜伏している部分の最も奥深い部分は、実は身体と密接に繋がっていて、それが自分の身体をコントロールしていると言っても過言ではありません。

だから身体の不調などは全て、非常に幼い頃のマインドが残っていて、それが何らかの満たされない思いを身体を使って表現しているのです。

身体の声を聞くということは、幼い頃の自分の正直な訴えを聞いてあげることに繋がるということを理解することですね。

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