左脳くんの刺客第4弾

実は腰痛になる前から、手のひらと手の甲に何やら怪しい湿疹のようなものが現れていました。これまであまり経験のないものです。

少しの間放っておいたものの、次第に痒みや痛みといった実害が出てきたので、先日意を決して、近くの皮膚科に行って症状を訴えたのです。

結果として、とにかく手首から先を乾燥させないでおく必要をトクトクと説かれ、さらにステロイド剤ももらってしっかり塗って、夜寝る時には手袋をして寝るようにしているのです。

これもどう考えても、原因不明なのです。これまでずっと全く同じ毎日を生きてきたのに、特別変わったことをしていないのに起きたこと。

だからもしかしたら、これが最初の刺客だったのかも知れませんね。ということは、今回起きたことは腰痛とてんとう虫事件を入れると、第4弾ということになりそうです。

何かというと、圧倒的に難しいクライアントさんがやってきたのです。詳しい内容は伏せますが、とにかく言葉が通じない。

私のセッションは、その人に取ったら世界で一番いらないものだと感じるのでしょうね。それでも、精一杯のセッションをしました。

結果は散々なものでした。約1時間にわたる催眠療法の内容を、一つも覚えていないと聞いた時には、そういうことかと分かりました。

最強の刺客を送り込んできたかと。これはあくまでも私の立場から見たことでしかないので、そのクライアントさんには何の落ち度もありません。

その方の人生を心から応援していることには変わりないのですが、それでもセッションを終えた帰り道、自動鼻歌野郎が盛大に我が世の春を謳歌しているのを感じました。

苦笑いするしかないですね。でも気づいたことがあるのです。この自動鼻歌野郎は、よくよく考えてみれば、私が意識的であるかどうかの判別に使えるということ。

かつてのインターバルタイマーなどいらないのです。彼の鼻歌や演奏に気づくことができれば、それでOKなのです。

彼を制圧しようとしていたことは間違いだったのですね。自分が彼の歌や演奏にすぐに気づく力量を身につけるかどうかということだったのです。

そしてきっと、100%すぐに気づけるようになった頃には、自然と彼のエネルギーも尻すぼみになっていくのだろうなと分かりました。