クルマのアイドリングって知っていますか?エンジンはかかっているのに、停車している状態のことを指します。
街中でよく見かける光景ですが、赤信号などで停車している時にも、ずっと低回転でエンジンが回っているあの状態のことですね。
クルマに乗り込むときに、最初にエンジンをかけた状態とも言えます。最近では、アイドリングストップ機能のあるクルマも見ます。
走行するクルマを停止させると、同時にエンジンも停止するため、ガソリンの無駄遣いや排気ガスを減少させる効果などがあるわけです。
ただし、発進しようとしてブレーキから足をはずした瞬間にセルモーターが回ってエンジンがかかり、すぐに走り出すことができるようになっています。
この場合も、短い時間ですがアイドリング状態にはなっているのです。一方で、こうしたアイドリング状態が全くないクルマがあるのをご存知ですか?それはもちろん電気自動車です。
エンジンの代わりにモーターで走るので、電車と同じようにモーターに通電するだけで、すぐにクルマを発進させることができるわけです。
だからこそ電気自動車は、停車中はシーンとしていて気持ちがいいのです。私が電気自動車を選んだ理由のうちの一つは、このアイドリングがないというのもあります。
今日お伝えしたいことは、実はここからです。私たちの脳にも、このアイドリングのような機能があって、それをデフォルト・モード・ネットワークと呼ぶらしいです。
私が最近目の敵にしている、例の自動思考のことです。自動思考であれ、自動演奏(鼻歌)であれ、主人の意思とは無関係に勝手に動き回る思考です。
これが肥大してしまうと、いつも頭がグルグル回転していて、落ち着かない不安なマインドになってしまうのです。
私はとにかく頭の中をシーンとさせておきたいのです。そう、まるで電気自動車のようにです。これができれば、思考が少ない、右脳が優先される生き方が実現できそうですね。