腹式呼吸を見直そう!

osho は、「瞑想は冒険だ、人間のマインドが企てることができる最も偉大な冒険だ」というように言っています。

確かに自分でも不思議だなと思うことがあるのです。それは、瞑想をしようと企てる自分とは自我であり、自我は思考の中に組み込まれているものだと思うからです。

思考の申し子である自我が、なぜその思考を止める瞑想に強く惹かれるのかが分からないのです。敢えて言えば自殺行為のようなものではないかと。

ただ自我も馬鹿ではありません。自分の生き方をこれまで貫いてきた結果、どうやっても先行きが芳しくないと気づいたなら、自分の力の届かないところに目が行くものです。

力んで頑張ってきた生き方を見直して、真逆の生き方、つまりはリラックスを心がけて戦わない生き方へとチェンジした方が賢いのかもと気づくわけです。

考えて考えて、最善の道を選ぶという左脳優先の生き方ばかりに、あまりにも強く傾いてしまったことに待ったをかけるのです。

そして少しでも、思考や言葉のない直感の世界で生きている右脳の生き方の方へと、舵を切ろうとするための一つの方法が瞑想ということなのですね。

昨日のブログにも書きましたが、私の最近のブームは、瞑想よりも腹式呼吸の方に重きが置かれています。

それは、運転中であれ歩行中であれ、勿論自宅で腰掛けて静かにしている時であれ、いつでもどこでもできて、その効果をすごく感じることができるからです。

はては眠る時にも、腹式呼吸をするようになって、睡眠の質も少し向上したように感じています。また瞑想をする前の導入としても、腹式呼吸は効果的に使えると思います。

瞑想よりも地味ですが、もう一度腹式呼吸のことを見直してみませんか。