自分のこと90%、外側の世界10%

あなたが自我と同化しているのであれば、つまり自分のことを一人の個人として見ているのであれば、とことん自分を救うことに労力を費やすことです。

良い人ぶって、他人の人生に干渉して、何とかして助けようとすることが、どれほどバカバカしいことかを見ることです。

なぜなら、自分の人生すらロクに救うことができずにいるのに、一体何様のつもりで他人の人生に足を踏み入れようとするのか?

他人の仕事を取ろうとしないこと。他人の人生の問題を解決することなど土台無理なことなのです。

それよりは全力で自分本位な生き方をすることです。誰のことよりも自分の思いや気持ちを優先すること。その際やってくる罪悪感に負けないこと。

自分をしっかり守り、自分を救うことができたときに初めて、余力を外に向けることに意味が出てくるのです。

それまでは、徹底的に自分を見るのです。自分が90%で、残りの10%で外側の世界を見るくらいがちょうどいいのです。

自分に対して正直になること。極端なことを言えば、人を騙しても絶対に自分を騙さないこと。さもなければ、人生は悲惨なことになってしまいます。

いつも自分の気持ちや想いを見つつ、それを尊重してあげることです。最上級のおもてなしの気持ちで見守ることですね。

“自分のこと90%、外側の世界10%” への2件の返信

  1. この記事の事を意識して過ごしていますが、
    子供達が大きくなった今、他人以外の子供達よりも自分の気持ちを優先して満たしていいのでしょうか?
    最近、もう偽りの気持ちで行動できなくなって、子供達よりも自分の願いを優先したい気持ちが沢山あるので、それは自分にまだまだ癒されていない部分があるから自分本位になるのでは?と考えています。
    子供の願いを常に1番に考えられない、優しい母親という役割に囚われている自分がいます。

  2. 子供のことを優先する優しい母親という役割が必要な時期というのは、あるものです。けれども、本当はその時でさえ自分を優先するということを忘れずにいられたらもっといいのです。

    子供達が育って大きくなってきたら、尚更お母さんという役柄から解放されて、一人の女性として生きることが必要になります。自我は習慣で自分を縛り続けるプロなので、そこは心して変えていく努力が必要ですね。なるべくなら、満たされた自分の姿を子供達にも見せてあげることが、子供達への最大のプレゼントになることを忘れないことですね。

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