真実への渇き

osho の言葉に深く共感します。

『真実への渇きとは、人がこの存在全体の本質の中へと探求したいと欲することを意味する。それは偉大なる情熱、最も偉大なる情熱だ。』

長いこと生きているうちに、どうやらこの人生が夢のようなものだと言うことが分かってきて、その夢から覚めたいという気持ちになるのです。

夢の中で何かに熱狂したり絶望したりしながら、それなりに楽しむのもありなのですが、どうしても真実を思い出したい。

だって夢の中で何を成し遂げたところで、目覚めた瞬間に全てが消えてしまうと分かっているのですから。

夢は夢として楽しむ。決してそれを否定することも嫌悪することもない。どれほど血生臭い物語であったとしても。

夢の体験はそれなりに貴重だと思えるので。けれども、所詮夢は夢。目覚めることでしか自分の本質に気づくことはできないのです。

だから真実への渇きのままに残りの人生を送ることができればいいなと思うのです。目覚めてもどこへも行かない。

だって今ここしかないのですから。

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