幼い自分が握っているもの

執着してしまうことが、私たちの苦しみの原因なんだという話はよく聞くと思うのですが、実はそれに付随してもう一つ問題があるのです。

それは、執着していることに気づかないでいるということ。明らかに執着していると自覚できるならまだいいのですが。

それと気づかずに深く執着している場合があって、それはどのようにしてもそれを止めることができなくなってしまうのです。

特に子供の頃に無自覚に作ってしまった執着は、後々の人生に大きな悪影響を与えることになるので、適切な癒しをする必要があるのです。

癒しの作業に置いて、一般的に聞くことになるインナーチャイルドを癒すというのは、実は子供の頃の自分が握りしめてしまったものを解いてあげることなのです。

知らずに握りしめてしまうものとしては、自分の我慢していた感情だったり、自分の本音だったり、苦しんでいるという思いだったり。

なぜそんな辛いものを握りしめて離さずにいるのか?その時点での自分を守ることに繋がると思えたからなのです。

自分の身に降りかかった辛い出来事を右から左へと流してしまうことができたら、インナーチャイルドなんてそもそも存在しなかったはずなのです。

苦しみを握りしめて、なかったことにしようとすることで、逆にそれを温存してしまうということです。それが、大人になってあらゆる形となって現れ出て来るのです。

大人になったあなたが、そうした幼い頃の執着に気づいてあげて、ゆっくりと握っていた手を開かせてあげることができれば、人生はもっと生きやすものになっていくでしょうね。