真面目な人のイメージはというと、型にハマった考え方をしていて、柔軟性に欠け、自分の正しさにしがみついている人です。
そういう人から感じられるものは、一種の深刻さだと思うのです。自宅にいても、あまりくつろぐことができずに、ずっと背広を来ているようなイメージですね。
親がそんなタイプであれば、子供も家にいても全くくつろぐことができなくなってしまうでしょうね。
深刻さのエネルギーは伝搬するからです。深刻さからは何一つ心地よさが生まれることはなく、自然で自由な感覚で生きることができなくなってしまうのです。
その一方で、正しさに価値を求めることなく生きている人もいます。そういう人は遊び心を満載しているのです。
深刻な人と違って、人生の意味や価値といったことに興味を示すのではなく、瞬間瞬間を如何に楽しく過ごすのかということに意識が向いているのです。
あなたの人生を深刻にとらえて生きるのか、あるいは遊び心を持って生きるのか、この二つの違いは決定的です。
今の自分はどちらの要素が優勢になっているのか、それをしっかりと見ることです。もしも、遊び心よりも深刻さの方が多ければ、生き方を見直す必要があるということですね。