何かに従事していたい

この一ヶ月くらいの間、セラピストになってからはほとんど体験したことのないような、大きなものではないもののずっと続く気持ちの悪いストレスの中にいました。

それがつい先日のこと、あれっと思うくらいに酷いものになって、そのストレスの中で静かに喘いでいました。

もちろん、他人がその内容を聞いたら、なんでそんなことでと思われてしまうかもしれませんが、私の苦手な状況だったのでしょうね。

状況的にはまだ変わっていないのですが、すぐに落ち着きを取り戻すことができたので良かったのですが、今思うとそんな嫌な状況でも自我にとっては活躍の場でもあるのです。

活躍の場といっても、その全てが内面で起こることなので、誰にも伝わらない種類のものなので、そういう意味では本当にバカバカしい限り。

いずれにしても、愉快な体験、悲しい体験、今回のようなストレスフルな体験も含めて、自我はそれを糧に生きるのです。

来る日も来る日も辛気臭く瞑想ばかりやっていたら、自我はやきが回ったようになってウンザリしてしまうでしょう。

自我は従事することが必要なのです。例えそれが辛く苦しいストレスフルなことであっても。そのことは忘れずにいるようにしたいものですね。