一つの身体に複数の人格

先日、Netflix で二人の人物の心が入れ替わってしまうという内容の映画を観ました。この手の映画はこれまでにもあったと思います。

もしも実際に自分にそのようなことが起きてしまったら、どうなるのだろうか?と考えたりしながら、面白く観ることができたのです。

入れ替わるというのはなかなか難しいかも知れませんが、霊などに乗っ取られるというのはよく聞く話ですね。

悪霊などに乗っ取られると、全く違う人格になったように感じられ、本人はその時の記憶が一時的になかったりするのです。

肉体というのは、そのように憑依したり脱いだりできるようなものなのかどうか、そこにはたくさんの疑問がつきまといますね。

憑依ではないにせよ、退行催眠などで幼かった頃の自分に戻ったりすると、そのころの喋り方や口調がそのまま出てくることがあります。

大人のご本人とは声量も違うし、使っている言葉も違うのがはっきり分かる時があります。つまり肉体は一つですが、内側に隠れている人格は他にもあるということ。

場合によっては、催眠中にハイアーマインドが出てきて、クライアントさんのことをあれこれ教えてくれることもあります。

マインドにはあらゆる年齢の自分がいるし、あらゆる波動の自分もいて、それらが微妙に牽制しあって生きているのです。

そうした複数の人格全体を、一つの身体で受け持っているのですから、身体というのは大変なものですよね。