神を擬人化しない

自分の覚えている限り、子供の頃から神を擬人化することに非常に違和感を持っていたと思うのです。神を知らないくせに‥。

神に様をつけて神様というのも、子供っぽい呼び方だなと思ってしまうのです。神を誰かのように捉えることはとても馬鹿馬鹿しくて、幼い発想だと感じるのです。

無理やりイメージすると、私たち自我を高度に発達させたような存在だと?擬人化するということは、そういうことですよね。

あらゆる超能力を備えていて、どんな質問にも答えられる。この宇宙を創造した張本人だという発想は、本当に無意味だなと。

自我を100億倍賢くしたところで、それはハイパー自我でしかないのですから。この感覚は真逆なのです。

反対に自我が落ちてしまえば、そこに残るのは神性なのです。神という存在が在るわけではないということです。

個人ではなく、全体性なのです。だから神にはどんな目的もありません。正確には、目的がある、なしを超越しているのです。

なので、神に少しでも近づきたいのであれば、自分に固有の目的、目標などを作らないことです。その目標を目指せば、必ず神から遠ざかっていくことになるからですね。