かつて個人としての自分は本当にいるのか?ということを検証している時期があったのです。いるならどこにいるのか?
身体の中か?頭の中心か?目の後ろあたり?それとも身体全体に充満している?など色々な検証をしたのですが、結局のところどこにもいないという結果になったのです。
あの頃は、自分はいないか全体かという感覚だったのですが、それでも物理的なこの宇宙空間や地球などは存在していると信じて疑わなかったのです。
つまり、この世界は思っているように存在しているけれど、個人としての自分は作り物であり、実在しないのだと。
この状態が結構長く続いていたのですね。そして、そのことに深く気づくことで覚醒することができると思っていたのです。
ところが、非二元の気づきがあってからは、個人としての自分が作り物ということだけでなく、この世界そのものが幻想だったということになったわけです。
この違いは結構大きくて、空間がないということは想像の限界をはるかに超えているので、あれこれイメージすることはできない。
想像することを諦めて、ただ今ここにこうしてあるものだけを見るということに徹することで、真実が見えてくるのですね。

