全く影響されない自己

普段はすっかり忘れてしまっていることが多いのですが、時に意識してある練習をしているのですが、今日はそれについてお伝えしたいと思います。

日頃の生活の中で、自我(マインド)や身体というのは、常に周囲からの刺激に対して反応し続けていますね。

例えば、外を歩いていてジリジリと太陽に照らされて、汗が脇やこめかみのあたりから吹き出してきたり。

逆に木枯らしに吹かれて、身体が縮こまり小刻みに震えてきたりするわけです。こうした身体の反応は誰にとっても似たようなものです。

また、自分が惨めな思いをした時には怒りが込み上げてきたり、あるいは悲しみに襲われてしまうこともあるかも知れません。

こういった反応をじっくりと感じてみて、その次に、やって見て欲しいことがあるのです。それは、外界からのどんな刺激に対しても全く影響されない部分があることに気づくこと。

初めのうちは、全く見つけられないかも知れませんが、諦めないことです。刺激が強すぎると、ほとんどの人は見つけらなくなるはずです。

だから緩やかな刺激、練習するのにちょうどいいくらいの刺激がやってきて、それに反応している時には、もしかしたら発見できるかも知れません。

私が時々やっているのは、サウナの中で100℃の空気の暑さに影響されずにあるもの、それを探すようにしています。

この全く影響を受けない部分こそが、本当の自己なのだろうなと思っているのですが、もしも興味があったら是非実践してみて下さい。

思わぬ収穫があるかも知れませんよ。